スコットランド独立 理由は？なぜ？

スコットランドの独立の理由は？なぜ？なんでしょう？


英北部スコットランドの独立の賛否を問う住民投票は18日午後10時


（日本時間19日午前6時）に投票が締め切られ、即日開票作業に入っています。


大勢判明は19日朝（日本時間同日午後）になる見通しです。


さて、今回イギリスからスコットランドが独立するという話ですが、


なぜなんでしょうか？理由は気になりますよね。


これは、いうなれば日本から北海道が独立するようなもんでしょうか？


それは、びっくりするでしょう。


ただ、スコットランドの場合はもっと歴史的に根深いものがあると思われます。


そもそもイギリスは、イングランド、ウェールズ、北アイルランド、スコットランド の連合王国なんです。元々は、それぞれ別の国で別の王室があったんです。





それが、なぜ同じ国になったかというと、他の国が世界侵略や植民地政策の大好きな英国


（イングランド）に侵略されたからなんです。


スコットランドの場合は、イングランドの隣国であったため、アイルランド共に手始めに


侵略されました。スコットランドは敗戦後、王室はメアリー女王を始め総て処刑され、


国民国土はイングランドに併合され、英国王室への従属が強制法されました。


それ以来スコットランド人は、２級英国人として扱われるようになりました。


今回の独立も歴史的な背景があって、突然沸き起こったものではなく、


本当に根深いものがあるんですね。


そして、近年の英国の没落やＥＵの設立、北海油田の発見などにより、スコットランド


にとって政治的にも経済的にも独立可能な状況になってきたため独立の話が具体化し


今回の投票につながりました。


スコットランド人としての愛国心を考えれば、征服された英国に従属しているよりも、


独立したほうが民族の誇りを取り戻せるという気持ちが強いのかもしれません。


もし、独立すれば1707年にイングランドに合併されて以来、300年ぶりとなるわけですが、


次の世代を担う若者たちはどう思っているのでしょうか？


今後、イギリスから独立して果たして、経済的にも独立できるのか？


心配に思っている人は大勢いるはずです。


そんな歴史的背景よりも今の生活、家族を養っていけるのかのほうがもっと大事です。


政治家の掲げる建前や理想も大事ですが、そこで生活している人たちの現実を一番大切に


してほしいです。なぜなら、政治家が失敗して一番被害を被るのが一般の国民だからです。


独立するにせよしないにせよ、真面目に働いている国民がより幸せになれる国家になって


ほしいですね。


今回の独立騒動が、政治的な思惑で国民を巻き込み踊らせたものでないことを祈ります。


それでは、最後まで読んでいただき、誠にありがとうございます。

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タグ：スコットランド 独立